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血行悪くするお食事NG特集|美活

血流改善のためにお食事習慣

血流を良くして、全身の隅々まで酸素や栄養を行き渡らせることは、健康的な体づくりのためにも欠かせませんし、食べるものにより決まります。

血の巡りを良くするためには血がサラサラの状態である必要があり、いわゆる「ドロドロ血液」では、血流も滞ってしまいます。

サラサラな血を作り出すために、毎日の食生活はとても重要なのです。今回は、血流を良くする効果が期待できる食品と、血流を悪くする食習慣について見ていきましょう。

 

血液がどろどろなのは?

ドロドロ血液になる主な原因のひとつとして、食べすぎや飲みすぎにより、血液中の脂質や糖質が増えてしまうことです。血液がドロドロの状態を改善せずにいると、血流が悪くなるばかりか、さまざまな病気の原因になることも。特に、脂質は動脈硬化の材料を増やしたり、血管を詰まらせたりする原因になるため、食生活には配慮する必要があります。

血液がドロドロになり、血流が悪くなっているサインは、さまざまな症状となって現れます。これは、血流の停滞によって体の隅々まで酸素や栄養が運搬されず、老廃物を排出する働きもうまく機能しなくなるため。
血流が悪くなっているときに起こりやすい症状は、肩こりや頭痛、倦怠感や冷え性など。こうした不調が続く場合は、ドロドロ血液にしてしまう生活習慣になっていないか、見直すことをおすすめします。

血流を悪くする食習慣とは?

その1、主食が肉食

たんぱく質を多く含む肉類ですが、肉に含まれる動物性脂肪は、中性脂肪やコレステロールといった血液をドロドロにする原因物質が含まれております。

主菜として食べすぎることは避けましょう。主菜には、血液をサラサラにするEPAを豊富に含む、魚を積極的に取り入れてくださいませ。

その2、魚など天ぷらやフライにして食べる

液をサラサラにする食品としておすすめの魚ですが、調理方法には注意が必要です。魚でもフライや天ぷらなどの揚げ物にしてしまうと、コレステロール値が大きく上がってしまいます。さらに、長時間油で加熱することで、血液をサラサラにしてくれるEPAが溶け出すなど、揚げ物は大敵です。

魚を揚げることで、血流を改善するための効果は、生の状態に比べて4分の1程度にまで減ってしまうともいわれています。魚を食べる場合は、刺身や塩焼き、ムニエルといった調理法にしましょう。

その3,飲酒量が多い

「毎日の晩酌が楽しみ」という方もいると思います。しかし、アルコールのとりすぎは中性脂肪を増やしてしまいますし、お酒といっしょに食べるおつまみも、脂質やカロリーをオーバーしてしまう原因となります。

夜遅くにお酒を飲んだり食事をしたりするのは、コレステロールや中性脂肪を増やすため、食事・飲酒ともに適量を早めの時間にとることが大切。「夜の飲み会後にラーメン」という流れは、スムーズな血流にとっては大敵です。

その4,間食やお菓子が多い

間食として、高カロリーなお菓子をたくさん食べる習慣も、血流を悪くする原因に。肥満につながり、高血圧や動脈硬化のリスクも高めてしまいます。

また、間食でおなかを満たすと、次の食事でとるべき野菜をあまり食べられなくなってしまうことも。野菜が持つ、血液をサラサラにする効果のほとんどは持続性が低いといわれているため、野菜は毎食たっぷり食べる必要があるのです。食事の際に必要な食品をきちんと食べられるよう、間食はできるだけ控えましょう。

まとめ

血液をサラサラにする作用を持つ食品は、動物性脂肪の少ない物が非常に多いです。たんぱく質を含む肉類は、体づくりのためにも重要ですが、動物性脂肪をとりすぎないためにも、食べすぎには十分注意しましょう。 血流を良くする食品は、ここでご紹介した以外にも多くあるため、同じ食品ばかりではなく、さまざまな種類をバランス良く食べることが大切です。

また、中性脂肪やコレステロールの値を下げてサラサラな血液を作るためには、食事に配慮するだけでなく、きちんと体を動かすことも重要。肥満解消やボディメイクに取り組みたい方には、ジムやフィットネスクラブの利用をおすすめします。

 

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