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年齢のより変化するホルモン|美活

ホルモンの変化

加齢に伴う変化として、さまざまなホルモンの分泌量変化があります。加齢により分泌量が変化するホルモンとしてよく知られているのが、成長ホルモンです。成長ホルモンの分泌量が低下すると、インスリン様成長因子の分泌量も低下します。高齢者が、糖代謝という機能において、若年者よりも働きが悪くなるのは、この影響も考えられます。

また、甲状腺ホルモンを分泌する甲状腺は、その体積は増量するものの、ホルモンの分泌量は低下します。さらに、高齢者は若年者に比べて浸透圧を調整するホルモンの分泌量が、夜間に低下するという特徴があります。これが、夜間の排尿行動、あるいは夜間頻尿に関係しているものと考えられます。

さらに、男性ホルモンや女性ホルモンも、加齢により減少する代表的なホルモンです。男性ホルモン、女性ホルモンの分泌量が減少することによって、身体的に大きな影響を及ぼします。

例えば、男性ホルモンが低下すると、性機能低下や筋力の低下などが見られるようになります。一方の女性ホルモンでは、体への影響としていわゆる「自律神経失調症」があり、ほてり、のぼせ、動悸、めまいといった症状がよく見られるようになります。女性ホルモンは骨形成にも関係しているため、骨量の低下から骨粗鬆症を引き起こすことがあります。

男女ともに、ホルモン分泌量が低下することによって、骨吸収の低下、骨密度の低下による骨折、高脂血症の発症リスクの増加、それによる動脈硬化への進展、そして脳梗塞や心筋梗塞など、さまざまな病気へと発展するリスクが高くなります。

その一方で、高齢になって上昇するホルモンもあります。成長ホルモンの分泌を抑制するソマトスタチンというホルモンです。加齢に伴いこのホルモンは唯一上昇し、成長ホルモンの分泌を抑制しています。

女性ホルモンを増やす

女性ホルモンを増やす方法も、男性と同様に、ホルモン補充療法が用いられます。エストロゲンは、北米では約40%もの更年期~閉経後女性が使うポピュラーなホルモンですが、日本では2%程度の女性が使っているに過ぎません。

エストロゲンは更年期障害の特効薬ですが、長期使用により子宮ガンや子宮筋腫などのリスクが約2倍に増加するため、子宮を摘出していない女性は、黄体ホルモン(プロゲスチン)を併用して、子宮ガンを回避する必要があります。

 

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