昔ながらの優しいおばあちゃんの味-カチ栗-|株式会社kimmy

カチ栗

昔からある日本の伝統食であり、保存食のカチ栗。昔の子どもたちのおやつだったというカチ栗。
今ではもう作り手がいないので購入できる場所は日本中どこに行ってもありません。
カチ栗の作り方もとっても労力がかかります。
1、野生の野栗を収穫し、一晩浸水します。
虫がいることが多いので浸水して虫などを除外させます。
2、生の栗を2.3日天日に干します。
3、干した栗を蒸したりゆでたりして柔らかくします。
4、そこから3週間~1ヶ月干してからからにします。
5、干してからからになった栗をひとつひとつ手作業で剥いて完成(*´▽`*)
時間と労力とお天道様を浴びて食用になる力チ栗です。
栗その物の味がしっかりあって何も味付けしなくてもとっても美味しい!
お天道様のパワーや乾燥させたことでとても甘くて生の栗よりもさらに旨みが増しています。ご飯に入れて炊くと美味しい栗ご飯が季節を問わず1年中楽しめます!
ケーキに入れて美味しい栗ケーキが!全部を甘く煮て栗ペーストに!
と言うふうにとっても便利!昔は甘露煮みたいにおばあちゃんが作ってくれたことを覚えています。そんなカチ栗が味わえるなんて。。。うれしいことですよね。
食べると思い出まで蘇るかも?!そんな商品です。

素材本来の味がここに

勝栗とは本来『搗栗』と書き、栗を殻付きのまま干して臼で搗ち、殻と渋皮を取り除いたもののことです。
保存性に優れて栄養価も高いことから戦国時代には兵糧として重宝され、また、『搗(か)ち』が『勝ち』に通じることから出陣や凱旋の際の『三献の儀』に用いられるようになりました (武田信玄の川中島の合戦の話にも登場します)。
『三献の儀』の作法には「一に打鮑、二に勝栗、三に昆布」とあり、これら三種の肴を食する度に酒を一献飲み干し、
「敵に打ち、勝ち、喜ぶ」との願いを込めます。
『三献の儀』は、『勝利』が『成功』や『出世』にも通じることから元服や婚礼などの祝儀の際にも行われ、
結婚式の際の三三九度の元になったとされています。
現在では搗栗を食べる機会はほとんどなくなり、栗そのものを『勝栗』として用いることが多くなりました。
特に和栗は生の状態で販売できる期間が秋のみですので、
春の受験シーズンには通年販売できる甘栗がよく利用されていました。
また、中国でも『栗』(Li)と『立』(Li)の発音が同じであることから、立身出世や成功を願う縁起物として用いられてます。

美味しい自然の恵み

昔の方々の知恵は本当にすごいですよね!自分たちで作る時代であったから、手間を惜しまず作っていた保存食。
今この時代にこんな手間暇のかかったものはなかなか食べることができないし、作り手さんもいらっしゃらないですね!
乾燥機の力を借りずお天道様の力だけでできたパワーあふれるカチ栗!作って下さることに感謝して味わうカチ栗はすごくおいしく感じるはずです。
美味しいカチ栗を食べれば、元気も出てくるはずです是非食べてみて下さい。
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