水・防腐剤・ケミカルフリーなのに鮮度が続く安心安全のボタニカルスキンケアブランド|BOTANICANON

小学校跡地を再利用したボタニカルコスメ工場

インドのニューデリーと同じ北緯31°に位置し、亜熱帯の気候を纏う自然豊かな大隅半島。
そこには、小学校の廃校跡地を利用したボタニカルファクトリーの工場があります。

ボタニカルファクトリーが手がけるコスメブランド「ボタニカノン」。
名前の通り「ボタニカル(植物)由来100%」のスキンケアシリーズです。

原材料は大隅半島近辺で採取されたハーブや、地元鹿児島産の植物や農産物を中心にしています。
まさに地産地消、地方創生、SDGsを体現されている企業です。
かつての学び舎はボタニカルスキンケア工場に生まれ変わり、子どもたちが学んだ教室はクリーンルームになりました。
今でも小学生や地域の方々がワークショップ体験にこられ、ボタニカルコスメや石けんづくりなど地域活性化に貢献されており、廃校になった小学校も賑やかな声が聞こえ続ける事にきっと喜んでいる事でしょう。

※2020年秋からは隣接する中学校校舎にスキンケアライン専用の第2工場を増設。
※ショールームや無料の休憩所を完備し、屋上からは、桜島から開聞岳までの錦江湾を一望できる絶景が望める、佐多岬観光の新しい名所として更に賑やかになりそうです。

水不使用、アルコール・防腐剤等ケミカル一切フリー

ボタニカノンの代名詞と言えば、コスメのベースは【水】不使用で、水の代わりに使用するのはハーブウォーター(蒸留水)。そしてアルコール・防腐剤等ケミカル一切フリーのオーガニックコスメだという事。

使用する葉は、全て【生葉】を使用。鮮度の良い摘みたての葉を、乾燥させることなく、その日のうちに瞬間冷凍。ボタニカノンは化学香料を一切使用していないにも関わらず、開封した時に香る植物のフレッシュな香りの秘密は鮮度にあったようです。

基本はシンプル。
スキンケアは水分と油分のバランス、そして素材の力をプラスする事で、
肌悩みや肌質にあったケアをしていくこと。

代表の黒木社長は笑顔で答えてくださいました。

ですが、この究極にシンプルなボタニカルスキンケアコスメの実現は容易ではありません。相当な回数の試作を重ね、実際に試用をし、テクスチャーや結果から改良を重ね生み出されているのです。
実際、ボタニカノンのフェイスオイルの改良の際は、実に50回以上の試作を重ねた程。自然由来で化学物質を使わないが故の苦労も多いようです。

アダプトゲンハーブ、ホーリーバジルの力

心身ともに癒しのパワーを持つアダプトゲンハーブとして人気のホーリーバジルは、アーユルヴェーダで“比類なきもの”と称され、古くから利用されてきました。近年ハリウッドセレブが夢中になった事で更に脚光を浴びています。心と肌に弾力、潤いを与えてくれるエイジングケアに貴重なハーブとなっています。

ボタニカルファクトリーでは、亜熱帯気候を活かし鹿児島県南大隅町で農薬を使わず契約栽培されたホーリーバジルを100%使用。朝摘みの新鮮な生葉を瞬間冷凍し、製造の度に、水蒸気蒸留やエキスを抽出して、新鮮な香高いコスメが生まれていくのです。

さらに月桃・芳樟・ティーツリーでスキンケアのベースを見つける

どれも鹿児島県産のハーブを使用しています。目的や肌トラブル、肌質に応じて選ぶ楽しみがあります。明るさ潤い重視の方は月桃(げっとう)、引き締めにはティーツリー、トラブル肌には芳樟(ほうしょう)など自分にあったベースの発見と出逢いは一生ものになるでしょう。

開発1年、酸化させないボトル

自然由来のボタニカルコスメですが、品質を安定さる為に、酸化しないボトルの開発にも取り組まれました。
苦節1年がかりの開発となったそうですが、中身と酸素が接触しにくい容器をコスメ仕様に容器メーカーと協同で開発されました。
製造のタイミング、天気や気温といった環境要因と素材の収穫状況によって香りが変わるというのは、自然由来のコスメを使う楽しみの醍醐味でもありますが、内容の品質については最後までフレッシュな状態で使って欲しいというボタニカノンのこだわりが容器に現れています。

地域とともに、更に発展

鹿児島産の素材を主としてつくられるボタニカノン。鹿児島大学農学部と共同で肌へのエビデンスデータと改良に向けて、日々取組まれているそうです。

更には地元の方々とのワークショップだけでなく、地元鹿児島県の南大隅高校地域貢献科の生徒たちと一緒に新商品の開発にも取り組まれました。

地産地消の企業姿勢で、地域とともに、これからも発展を続けられるボタニカルコスメブランド【ボタニカノン】です。
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