基礎代謝を上げて免疫アップ
「食べる量は昔と変わっていないのに太りやすくなってる」「最近便秘がちでスッキリしない」「身体が冷える」「疲れが取れない」
そんな症状に悩まされている人は、身体の代謝が落ちている可能性があります。では、どうすれば代謝を上げることができるのでしょうか。
太りにくく痩せやすい、理想的な身体を手に入れるには、代謝を上げることが必須。
まずは代謝について正しく理解しましょう。
そもそも代謝とは何か??
人間の身体は、「活動代謝」「食事誘発性熱産生」「基礎代謝」の3種類の代謝をおこなっています。
「活動代謝」とは身体を動かすことによって消費されるエネルギーで、「食事誘発性熱生産」は食事したものの消化に使われるエネルギーのことです。
そして、3種類のうちもっとも大量にエネルギーを必要とするのが「基礎代謝」。
「基礎代謝」とは、呼吸したり心臓を動かしたりと、生命を維持するために必要なエネルギーのこと。
このエネルギーは、寝ているときや座ってじっとしているときにも消費されています。
効率よくエネルギーを消費するには、基礎代謝を上げるとよいと言えます。
高い基礎代謝を維持している人は体温が高く血の巡りがよいため、老廃物が溜まりにくいので、若いころと変わらないスタイルをキープしやすく、体調不良に悩まされることも少ないと言われています。
起きたら簡単なストレッチ
毎朝スッキリと目が覚めず、なんとか朝の支度をして出社したものの午前中はうまく頭が働かないなら、自律神経の機能が低下しているのかもしれません。
自律神経のバランスを整えることも、代謝を上げるために大切です。
朝起きたらまず、カーテンを開けて朝日を浴びて、身体と頭をしっかりと目覚めさせましょう。
そして、深く呼吸しながらストレッチすると、身体に酸素がたっぷりと取り込まれて目覚めがよくなり、代謝も上がりやすくなります。
簡単なストレッチをおこなって血の巡りをよくすると、交感神経が優位になり、朝から活動モードに入りやすくなるのです。
ストレッチ紹介
まずは、ベッドの上で寝たままできるストレッチからはじめましょう。
1★仰向けに寝たまま頭の上で両手を組んで、両手両足を上下に気持ちよく伸ばす
2★ 仰向けのまま膝を立て、おへそをのぞき込むようにして上体を浮かせ、腹筋を動かす
3★ 両手を左右に広げて、右足を左側に倒してしばらくキープ。反対側も同様におこなう
4.★起き上がる前に四つん這いになってお尻をかかとの上に乗せる。両手を前にぐっと伸ばして背中をストレッチする
どれか一つでも癖を付けていってお身体の滞っている血流を流していきましょう。