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足の乾燥は病気のサイン⁈|美活

足の乾燥は実は。。。

足の裏の乾燥は日常的によく起こりうる症状のために、市販の保湿剤などを使用してやり過ごしている方も多うと思います。でもそんな中には、思わぬ病気が原因となっていることもありますので注意が必要です。

特に、足の裏の痛みやかゆみなどを伴う場合、乾燥によるひび割れが生じて出血や痛みがある場合、足の裏以外の皮膚にも乾燥がみられる場合、何らかの全身症状を伴う場合などは、なるべく早く病院を受診することが重要になっている時もあります。

受診に適した診療科は皮膚科ですが、何らかの全身症状を伴う場合には、かかりつけの内科などで相談することもひとつの方法になります。

今回は病気のサインになる前に症状に気づけるポイントをご紹介したいと思います。

日常生活の原因と対処法

その1、空気の乾燥

外気が乾燥しやすい秋から冬にかけては、皮膚も同時に乾燥しやすくなり、足の裏の乾燥を引き起こすことがあります。

空気が乾燥しやすい時期には厚手の靴下を着用したり、室内を適度に加湿したりすることで乾燥を防ぐようにしましょう。特に、冬などの寒い時期の暖房器具を使用している場合は、裸足のまま過ごすと乾燥をより促すことがあるため注意しましょう。

市販のクリームやローションなどを活用することもひとつの方法です。

その2、サイズの合ってない靴

足の幅やヒールの高さなどが合っていない靴を長時間にわたって着用すると足の裏の皮膚に過度な負担がかかってしまい、角質層の肥厚を促し、乾燥した状態になります。

足にしっかりフィットするサイズの靴を選び、長時間着用する際や、ある程度の距離を歩くような場合にはヒールのある靴は避けるようにしましょう。

より摩擦がおきてしまい乾燥してしまいます。

その3、過度に角質ケアをする

かかとなどは角質が硬くなりやすいため、市販のケア用品で角質を除去する方も多いでしょう。適度な角質ケアは美容上の観点からも推奨されていますが、やりすぎると皮膚にダメージを与え、かえって角質を厚くする原因になることがありますので注意が必要です。

頻度は月に1~2回程度にし、軽石などで軽くこする程度にしましょう。痛みを感じた場合には、ケアを中断して保湿効果のあるクリームなどを塗るとよいでしょう。

その4、栄養障害、脱水症状

正常なターンオーバー(皮膚の新陳代謝)を維持するには、新たな皮膚を形成するためのタンパク質をはじめとした栄養素や水分が必要です。しかし、これらの成分が不足した状態が続くと、ターンオーバーが乱れて乾燥を引き起こすことがあります。

栄養障害は胃や腸の病気による栄養吸収障害、神経性食思不振症などによる摂食量の極端な減少が原因になることがありますのでご注意ください。

まとめ

日々の生活で乾燥から病気になることもあります。それよりも今この自粛の中で、普段見えない部分をしっかり見つめるいい機会だと思います。皆様もすぐ確認できますので、意識して、水分やお食事も気を付けてみてくださいませ。

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