この食材で劇的に変わる!
あなたの血液はサラサラですか? それともドロドロ? 健康に気を遣うには、まず全身を巡る血液から。恐ろしいことに、血液がドロドロになると、最悪の場合命を落とす原因を作り出すことになってしまうのです。
血液サラサラとはどんな状態なのか、ドロドロの血液をサラサラにするためにはどんな食材や飲み物がいいのか、など基本的な知識を身につけ、血液サラサラ生活を手に入れましょう!
「血液サラサラ」ってどんな状態?
「血液サラサラ」という言葉はよくCMなどで耳にしますが、実際には血液そのものが「サラサラとした」液状であるという意味ではなく、体内でスムーズに「サラサラと」流れている状態のことを言います。
血液は心臓から送り出されると、全身の血管を流れながらたくさんの細胞に酸素や栄養分を運んでいます。また、いらなくなった老廃物や二酸化炭素を受け取って体外に排出したり、ウイルスをやっつけたりする役目も担っています。
血液がスムーズに全身を流れていると、生きていくために重要なこれらの働きが滞りなく行われます。それだけ聞くと当たり前のように思えるかもしれませんが、逆を言えば血液がドロドロになるとこのような働きが正常にできなくなる恐れがあるということです。
血液ドロドロな人に迫る危機
血液がドロドロというのは、実際には血液の流れがさまざまな原因で悪くなることを表しています。血液ドロドロになってしまう原因にはどんなものがあるのでしょうか? そして血液がドロドロになると、いったいどんなリスクが潜んでいるのでしょうか。
血液ドロドロの原因
血液には白血球・赤血球・血小板が含まれているということは、昔学校で習ったためにご存知の方も多いのではないでしょうか。血液ドロドロになる原因には、これらが大きく関係しています
血液がドロドロになると、たくさんの病気のリスクが高まります。血小板の硬化や白血球の粘着で狭くなってしまった血管を血液が無理に通り抜けようとすることで、血管に圧力がかかって高血圧になります。肥満や糖尿病といった生活習慣病にもかかりやすくなります。
また、ドロドロの血液は悪玉コレステロールや中性脂肪で動脈硬化を引き起こしやすく、血栓によって血管が詰まってしまうことになります。この血栓が心臓に酸素や栄養分を送れなくすることで心筋梗塞が起こりますが、発作を起こした直後の死亡率は約4割ととても高いものになっています。
脳の血管に血栓ができると、今度は脳梗塞になってしまいます。脳梗塞の死亡率はそれほど高くありませんが、回復後に半身不随や寝たきりになる場合が多く、心筋梗塞と同じくらい恐ろしいものです。
血液サラサラになるための食生活
血液がドロドロの状態のままではさまざまな病気にかかり、最悪の場合には命を落とすことにつながります。
この状態を改善するためには、食生活を変えていかなければいけません。